学校法人愛泉会芸術工芸高等専修学校のホームページ

こんにちは。学科長の佐藤です。

今年度実施した特別な授業についてご紹介します。

今年度はデザイン科初めての『特別講義』を実施致しました。

本校でデッサンⅡ・Ⅲを担当されている三木サチコ先生が語り手、美術概論・美術史Ⅰ・Ⅱを担当されている宮田徹也先生が聞き手になって、三木先生の彫刻家としてのお話を伺いました。

展覧会などで美術作品を鑑賞する機会はあると思いますが、作者がどのような視点で制作に取り組んでいるのか、今の作品に至るまでにどんな経緯があったのか知る機会はなかなかないと思います。今回は作品の鑑賞ということだけでなく、作り手側の視点を知る機会として作品のスライドを交えて登壇していただきました。

講義の中では作品に関することだけでなく、三木先生ご自身のエピソード、制作を続ける上で大切にされている生活の中のルーティーンなどお話しいただき楽しい講義になりました。

今回は先生の作られている作品もお持ちくださって、講義後に興味深く作品を鑑賞する生徒もいましたよ。

生徒たちにとって貴重な機会になったと思います（少なくとも私はそうでした！）。

今後も定期的に先生方の専門分野に関わるお話を伺える機会を設けたいな考えています。