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先生の青春時代(アオハル)① ―若狹先生×ヨコヤマ―

2020-05-01
カテゴリ:ブログ,学校より(休校期間の出来事)
横山:こんにちは。DJのヨコヤマです。今日お迎えするのは社会科の若狹先生です。よろしくお願いします。
 
若狹先生(以下、敬称略):よろしくお願いします。
 
横山:今日はですね、若狹先生の青春時代(アオハル)についてお伺いしたいなと思うんですが…。
 
若狹:青春時代ですか…。う~ん、正直、楽しい思い出はあんまりなかもしれないですね(笑)
 
横山:むしろ、つらいことが多かったということでしょうか。
 
若狹:まあ、基本的に学校が好きじゃなかったんです。できればサボりたかったですね。それである時、体調が悪いと嘘をつきまして(笑)。わたし、普段の生活態度はよかったので、本当に体調が悪いと思われて、早退できたということがありました。
 
横山:それはどちらかというと、楽しい思い出ですね(笑)
 
若狹:あと、大きな出来事で言えば、私が高2の時に阪神淡路大震災がありました。ちょうど修学旅行の前々日だったんですけれど。
 
横山:おお、それは大変でしたね。おけがは…
 
若狹:ちょうど、わたしの枕の上に物が落ちてきていて。もし寝ていたら、大けがをしていたかもしれません。が、ちょうど震災発生時にゲームをしていたので大丈夫でした。
 
横山:ゲームに救われたわけですね。
 
若狹:そういうわけです。で、震災で修学旅行も中止になって、ちょうど今みたいに休校期間が続きました。
 
横山:休校中は何をされていたんですか?
 
若狹:ゲームを…まあ、恋愛シミュレーションなんですが、そのゲームをやりこんで、休み中にオールクリアしました。…って、こんなこと言っちゃってもいいのかな(笑)
 
横山:芸工の生徒たちは真面目ですから、大丈夫だと思います(笑)
 
若狹:あ、でも、ちゃんと苦労したエピソードもあるんですよ。例えば、両親がよく旅行で家を空けていたので、その間は、当時中学生だった妹のお弁当をわたしが作っていました。
 
横山:すごい!
 
若狹:妹はパンが苦手で、買って持たせるわけにはいかなかったんで…。
 
横山:妹思いですね。
 
若狹:あと、とっておきの苦労したエピソードがあるんです。あれは、24歳か25歳の時だったかな。もう年の瀬も年の瀬の、12月28日の時点で、所持金が42円だったことがあるんです。
 
横山:42円!?たった42円ですか!?
 
若狹:もうATMも閉まっちゃってるでしょ。それで何とか生き延びなきゃいけないってなって、ブックオフに大量に本を売りに行ったんです。本というか、マンガですね、千冊近く持って行ったんじゃないかな…。それが売れて、確か全額で2千円くらいだったと思います。それでなんとか生き延びたということがありました。
 
横山:おお、極限ですね…。でも、そんな大変な経験をされたからこそ、社会科担当でありながら進路指導もプロフェッショナルの今の先生がおられるわけですね。
 
若狹:なんか、そういうエピソードもお話ししておかないと、本当にちゃらんぽらんな先生になってしまいますから(笑)
 
横山:貴重なお話、どうもありがとうございました。
 
若狹:こちらこそ、ありがとうございました。
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